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2008年5月15日 (木)

小説「ライラの冒険」

映画「ライラの冒険」を気に入った我々は、小説も読んでみることにした。
「ライラの冒険」とは、単なる映画用邦題に過ぎず、本当の小説は
「黄金の羅針盤(The Golden Compass/Northern Light)」「神秘の短剣(The Subtle Knife/His Dark Materials)」「琥珀の望遠鏡(The Amber Spyglass/His Dark Materials)」の三部作であり、映画になったのは第一部。最初は、この作品を「ハリーポッター」のような児童文学と捉えていたが、実は、これは本格的なファンタジーであり、「指輪物語」のようなスケールと「ダヴィンチコード」的?な宗教への挑戦を感じることができる。 "His Dark Materials"は、ミルトンの「失楽園」からの引用とのことで、物語中ではダストと呼ばれる、ある意志を持った、目に見えない粒子を表している。1500ページを超える大作であるが、残りのページが少なくなると、この冒険世界と別れるのが、寂しくて切なくなるほど、TもNもハマってしまった。子供から大人になるってことは連続的な出来事ではなくて、パラレルワールドの別の次元に迷い込んで、全く違う人生が始まるくらい劇的なことで、且つ、取り返しがつかないことだと知る。TもNも万感の思いを込めて10点満点。


Lyra

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