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2007年10月

2007年10月31日 (水)

Vosne-Romanee Cros-Parantoux 1986 Henri Jayer

ヴォーヌ・ロマネ・クロパラントゥ・アンリ・ジャイエ(Vosne-Romanee Cros-Parantoux 1986 Henri Jayer)。5月にボーヌ市でゲットしたアンリ・ジャイエを飲む時が、とうとうやってきた。「これを飲んだら、我々のワイン三昧も、ひと区切りだな。」と感じていた。シェフソムリエのTさんも少し緊張しつつ抜栓。状態はいいようだ(ほっ!!)。Rパーカー評では、飲み頃としては、やや”old”とも言われる。もう少し濃くて、力強いワインを想像していたが、実際はとてもクリアで、うっとりするほど美しい色彩だ。抜栓直後は、ややほろ苦さと若干のタンニンと感じるが、味はのびやかで余韻がとても長く、多種の花が咲き乱れる花畑のような香りが口の中に広がる。時間が経つにつれて、魅力的な酸味と奥ゆかしい甘さがゆっくりと現れてくる。表情は、とても複雑で豊かで艶やか。ロマネ・コンティよりも複雑さを感じる。ワインの神様(Jayer)に感謝。


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Hotel de Mikuni(オテル・ドゥ・ミクニ)

三國清三シェフの料理が堪能できるレストラン。我々のワイン三昧の「第一期締めくくり」とも言うべき「究極のワイン」を飲む為の場所を、いろいろと探していたが、このお店に決定。キノコのスープ、3種のカニのリゾットにフォアグラは、素晴らしいバランス(素材と料理法)の料理で、あっという間に完食。メインのペルドロー(やまうずら)のココット焼きも、ペロリと完食。ジビエはちょっと苦手だったけど、おいしいものは、やっぱりおしいじゃないか、と納得。フランス料理は、質も量も、やはり日本が一番バランスがよく優れている、と実感。


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2007年10月20日 (土)

Echezeaux V.V. Domaine Mongeard-Mugneret 2003

エシェゾー・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ(Echezeaux V.V. Domaine Mongeard-Mugneret 2003)。高校同窓会の2次会にて。モンジャール・ミュニュレ氏は、ヴォーヌ・ロマネ村の村長を務めたことがあるほどの名士だったと言われている。古木(Vieille Vigne)の為か、2003年にも拘らず非常に枯れた味わいで、さっぱりとしている。いや、飲む人間がいい加減酔っている為だろう。あるいは保存状態がイマイチで、若干、味が落ちているかもしれない。ミュニュレのエシェゾーは、他のエシェゾーに比べてお買い得だが、それにしても高校同窓会の2次会で飲むようなワインではないことは確かだ。

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Corton Clos des Cortons Faiveley 1999

コルトン・クロ・デ・コルトン・フェヴレイ(Corton Clos des Cortons Faiveley 1999)。高校同窓会の2次会にて。ジョセフ・フェヴレイ(Joseph Faiveley)は、ニュイ・サンジョルジュに本拠をもつネゴシアンで、1社でブルゴーニュに115haの畑を持つ(ブルゴーニュ最大)。このグランクリュのフェブレイ畑はモノポールで、ここから生まれるワインが、フラグシップワインとのこと。

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2007年10月19日 (金)

鮨「兼定(かねさだ)」

Y氏に「兼定」につれていったもらった。ここは、親しい仲間達と、おやじさんの造る肴を味わいながら、最後に、にぎりで締める、という流れが最高のようだ。おやじさんの大胆で繊細な、包丁さばきを見るのも楽しい。お店が比較的、暇な時に行くのが吉。

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2007年10月15日 (月)

Nuits-St-Georges Clos Des Argillieres Domaine de Chassorney 2005

ニュイ・サン・ジョルジュ クロ・デ・ザリジエール ドメイヌ・ド・シャソルネイ(Nuits-St-Georges Clos Des Argillieres Domaine de Chassorney 2005)。シャソルネイの当主、フレデリック・コサール(Frederic Cossard)は、プリューレ・ロックのワインをお手本として、究極の自然派ワインを目指している。「僕のボスは天候と自然だ」と言い、ビオディナミを実践する。現在のところ、彼が持つ最高の畑は、この「クロ・デ・ザリジエール」である。15000円。ニュイ・サン・ジョルジュと言えば、もっと力強いワインが出来上がることを想像するが、このシャソルネイのそれは、非常に繊細で、しなやかである。かつて、ベルトラン・アンブロワーズの「クロ・デ・ザリジエール」を飲んだが、ブルゴーニュの中では、最も力強いと思われるほどだった。

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2007年10月13日 (土)

FINE BOURGOGNE 1979

フィーヌ・ブルゴーニュ(FINE BOURGOGNE 1979)。Y氏からのプレゼント。ワインが飲み足りないが、もう一本開けるには気がひける、そんな時、このブランデーの登場となります。こんなにも、長持して、美味しくて、素晴らしいお酒が、かつてあっただろうか?と思えるほど。

ワインの絞りカスを蒸溜する「マール」に対して、ワインそのものを蒸溜したブランデーは「フィーヌ」と呼ばれています。この「フィーヌ」は1979年にロマネ・コンティ家の畑で生まれたワインを、ブルゴーニュ地方で伝統的に使用されている簡単な連続式蒸溜器で蒸溜、樫の樽に12年間寝かせた逸品です。ロマネ・コンティ家では、ごく例外的な年にしかフィーヌをつくっていません。1979年6月11日の激しい雹を伴う雷雨のため、葡萄園が深刻な 被害を受けた年でした。このため、同家では、グラン・クリュの品質を守るために、瓶詰めするワインの量をごく少量におさえ、品質基準に達しなかったワインを蒸溜に回したのです。幸いにもこのようなアクシデントは80年以降一度も起こらなかったため、フィーヌが蒸溜されることもありませんでした。グラスからまっすぐに立ちのぼる、清冽で、しかも華やかな香り。(ロマネコンティ専門店、romanee.com)より

ブランデーをあまり飲んだことがない、TとNであったが、このブランデーは、とにかく別格で、芳醇で、鮮やかで、絶品でした。また、入手しなければ・・・。

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2007年10月10日 (水)

Chateau Margaux 1989 Magnum

シャトー・マルゴー マグナム(Chateau Margaux 1989 Magnum)。「ステーキかわむら」にて。優美なるボルドーの女王と呼ばれるワイン。カベルネソービニョン75%、メルロー20%、カベルネフランとプティベルド5%。バランスの良さと艶っぽさが際立っている。豪華で豊かなワイン。TもNも、この日飲んだボルドーの中で、最高だと感じた。

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Chateau Cheval Blanc 1989 Magnum

シャトー シュバル・ブラン マグナム(Chateau Cheval Blanc 1989 Magnum)。「ステーキかわむら」にて。5大シャトーと言えば、マルゴー、ムートン、ラフィット、オーブリオン、ラトゥールだが、これにペトリュスとオーゾンヌと、このシュバルブランを加えて、8大シャトーと言われる。その中で、カベルネフラン主体でメルローをアサンブラージュしたワインは、このシュバルブランだけ。シャトー・フィジャックから19世紀にデュカス家が畑を一部買い取り、フルコー家に渡り、アンリ4世が白馬(シュバル=馬、ブラン=白)に乗って訪れて宿泊したという歴史にちなんで、シュバルブランという名前をつけたのが由来。滑らかな(シルキー)口当たりで、骨格がしっかりしており、果実の凝縮感がある。

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Chateau Mouton Rothschild 1989 Magnum

シャトー・ムートン・ロートシルト マグナム(Chateau Mouton Rothschild 1989 Magnum)。「ステーキかわむら」にて。ラベルの作者は、ドイツ人画家ゲオルク・バゼリックで、東西ドイツ統一記念の絵と言われている。絵の下に落書きのように描かれている文字は「向こう側がついに帰ってきた」という意味らしい。とても濃い色調のワインで、豊富なタンニンで、余韻がとても長い。マグナムボトルは、大きくてゆったりした印象を味わいにも与えてくれる。

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アルバ産白トリュフの雑炊

アルバ産白トリュフの雑炊。「ステーキかわむら」にて。かわむらシェフによれば、白トリュフは、もちろん、抜群の香りを楽しむべきだが、実は、ざく切りにしたものを食べると、とてもおいしいキノコであることがわかるとのこと。大胆且つ貴重な意見だ。しっかり鰹で出汁(だし)をとり、御飯とざく切りにしたアルバ産白トリュフを入れて煮込む。そして、最後に、さらに白トリュフをたっぷりと振りかけて食べる。これぞ、究極の究極。鰹だしと白トリュフが、素晴らしいマリアージュをみせる。なんという贅沢。

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Dom Perignon Rose Magnum 1990

ドンペリニョン・ロゼ マグナムボトル(Dom Perignon Rose Magnum 1990)。「ステーキかわむら」にて。17世紀の中葉にオーヴィレール修道院の会計係であった、ドン・ピエール・ペリニョンは発酵中のワインを瓶詰めして放置したら発泡性のワインができることを発見した。そこから彼の研究が始まった。彼の偉大なる発見/発明は2つ。より複雑なワインを造るには、試飲後に異なる葡萄をよいバランスでブレンドすること。そして、発酵の圧力に耐えられる瓶を用いて、そのコルク栓を固く紐で縛ることで発泡を閉じ込めることだった(現在は針金の留め具になっている)。こうしてドンペリは、ピノ・ノワールとシャルドネをほぼ同じ割合でアサンブラージュして、つくられるようになった(葡萄の出来の良い年にのみ)。1990年のロゼのマグナムは、完璧なバランスで、発泡も美しく、喉ごしも滑らかで、心地よい。

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Romanee-Conti Domaine de la Romanee-Conti 2002

ロマネ・コンティ(Romanee-Conti Domaine de la Romanee-Conti 2002)。かつて La Tache 2001を飲んだ時に、私は次のように書いた。『DRCは飲む度に、強く意識をするところがある。「本当においしいのか?」である。もちろん、まずかろう筈がない。しかし、感動的で官能的で唸るような魅力を感じ取ることが出来るのか?というと、やはり「これは、とてもおいしいですねぇ。」と普通のコトバに帰結する。』と。そして、今回、次のように書かねばならない。

Romanee-Contiは、本当においしい。そして、感動的で官能的で唸るような魅力を感じ取ることが出来る。一言でDRCと言っても、Romanee-Contiは別格である。La Tache が、Romanee-Contiの腕白な弟分、のように言われることがあるが、全く違う。Romanee-Contiの完成度の高さとは比べられない。Rパーカーが、ヴィンテージによって、Romanee-Contiに、かなり低い点をつけることがあるが、そのセンスが信じられなくなる程。またRパーカーはDRCを「指輪物語に出てくる神秘的な都市、ミナスティリスのようなもので、見事さや力強さで匹敵するものがいない、きらびやかに輝く帝国」と形容したが、Romanee-Contiは、ミナス・ティリスの第7層にある最後の城砦「白の塔」のごとき存在と言うべきだと思う。唯一、且つ、最大の欠点は高いことだ。今の値段の、せめて10分の1であってくれれば・・・。

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2007年10月 9日 (火)

ボトルのサイズ

ワインのボトルのサイズは、通常750mlであるが、その倍のサイズがマグナム(ボトル)と呼ばれ1500ml。そのマグナムの2倍のボトルが3000mlでダブルマグナム。そして、そのさらに2倍の6000mlのボトルは、インペリアル・ボトルと呼ばれる。2000年のナパ ヴァレー・ワイン オークションで「スクリーミング イーグル1992」のインペリアル・ボトル1本が50万ドルで落札された。通常ボトルで換算しても1本分で1000万円近いことになる。

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2007年10月 8日 (月)

Pommard Clos des Epeneaux Domaine Comte Armand 2003

ポマール クロ・デ・ゼプノ ドメーヌ コント・アルマン(Pommard Clos des Epeneaux Domaine Comte Armand 2003)。Pポイント93-95 young。自宅にて。グラスに注ぐと、微発泡かと思われるようなきめの細かい泡立ちがあり、奥行きのある複雑な味わいで、時間が経過するに従って、アロマも強くなり、明るい印象に。Nも非常に気に入った模様。ポマールは、濃い、とか、濃縮度が高い、という表現が多いように感じるが、我々にはミディアムボディに感じられた。

カナダ人のパスカル・マルシャンがコント(伯爵)・アルマンに代わり1985年よりドメーヌを管理し、1992年からの有機栽培計画を経て、1996年よりビオディナミの準備試験を実行。なかでもクロデゼプノーは濃縮した複雑なものになり、このドメーヌの最高アペラシオンワインとなりました。

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2007年10月 4日 (木)

Hei Fung Terrace The Peninsula Tokyo

ヘイフン・テラス ペニンシュラ東京(Hei Fung Terrace The Peninsula Tokyo)。香港の味をそのままに、そして、中国・江蘇省の蘇州の庭園様式の空間で、伝統的広東料理を食べる。3つのプライベートダイニングルームがあるので、グループで使うのにも便利。高級中華にしては、お値段もリーゾナブル。予約さえとれれば、とてもよいレストランだと思われる。

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2007年10月 1日 (月)

Chambolle-Musigny 1er Les Cras Domaine G.Roumier 2003

シャンボール・ミュジニー・プルミエクリュ・レ・クラ ドメーヌ ジョルジュ・ルーミエ(Chambolle-Musigny 1er Les Cras Domaine G.Roumier 2003)。バランスのとれた完璧な仕上がりで、レ・ザムルースに匹敵すると言われる。全く言うことなしの1本。ちなみに、Gルーミエを最上級ワインは、ミュジニ(Musigny)で、年間600本しか生産されない為、驚くべき値段になるという。ロマネコンティですら4000〜6000本の生産であるから、いかに少ないかがわかる。

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