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2007年3月16日 (金)

華麗なるギャツビー〜The Great Gatsby

なぜ、今、ギャツビーなのか?我々も村上春樹による翻訳本「グレート・ギャツビー」を読まなければ、改めて映画を見ることも無かったに違いない。しかし、ロバート・レッドフォードとミア・ファーローによる、愛の物語は、小説を読んだ後に見る映画として、適切なのか? それは、ギャツビーという人物が、愚かに見えるか、愚かだが華麗で魅力的な人物と感じるか、で決まるように思う。映画では、富裕層、貧困層の人々が、その時代性も含め、コッポラの脚色によって、愚かさが強調されているように見える。一方、小説ギャツビーは、もっと複雑であり、饒舌であり、豊かに感じる。村上春樹が至高の小説として、ライフワーク的翻訳に取り組んだギャツビーは、一途で、華麗で、切なくて、その文章表現(レトリック)と合わせて豊穣感のようなものがある。Nは小説4.5映画3、Tは小説4映画3なので平均7.5点。気合いの入った村上春樹の後書きは5点かもしれない。

Gatsby

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