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2007年3月27日 (火)

BONNES-MARES domaine Comte Georges de VOGUE 1976

ボンヌマール ドメーヌ コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ(BONNES-MARES domaine Comte Georges de VOGUE 1976)。ステーキ「かわむら」にて。Nが好きなボンヌマールの、しかも、ヴォギュエである。シェフは、デキャンタージュせず、とても丁寧に、揺らさないように慎重にグラスに注ぐ。その判断と手際が素晴らしい。そして、驚くほどの広がりと力強さで、76年ものにもかかわらず、溌剌としていて、華やかである。驚きの一本。値段も驚きの一本。ヴォギュエは、シャンボール・ミュジニーに本拠を置くドメーヌで、ミュジニー最大の特級畑を所有しており、ヴォギュエのミュジニーは「謎めいた魔物の如き官能」などと表現されたりしている。現在の醸造責任者であるフランソワ・ミレの言葉が素晴らしかったので以下に引用しておく。

「ボンヌ・マールは向こうからやってくるワインです。だがいつも何かを忘れている。そしていったん過ぎ去ると戻ってはこない。それに比べてミュジニーは難しいワインです。最初はこちらから探しに行かなければなりません。ミュジニーは日向と影があり、素顔を見せず、いつも中に何か隠している。だが一度触れ合うと、ミュジニーは向こう側の世界と私の間をずっと行き来して、私のところに来る時には、常に新しい何かを見せては喜ばせてくる。余韻の長さに注目して下さい。ワインのボディは技術で作ることはできます。しかし絶対に余韻だけは作れません。テロワールが最高であり、ブドウが素晴らしいものならば、私のすべきことはブドウに込められた自然の声を聞き、それが自らを表現するための手助けをするだけなのです。そして皆さんのすべきことは、20年の熟成を経てミュジニーが真の能力を表すまで待つことです。早く飲めるワインに対する需要が大きいことなど知っています。しかしミュジニーは早く飲むワインではなく、私はこの哲学を変えることはありません。」

写真のミュジニーは、Y氏からのプレゼント。

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